77年生まれで日本を元気にもりあげよう!
社会的にも脂ののってきた、私達77年生まれ。
各界の最前線で活躍する77年生まれ同士で集まり、刺激を与え合って、なんとなくスッキリしないこの日本を、気持ちよく元気に盛り上げましょう!
ゲストは、『タイガからのメッセージ』監督・脚本・製作総指揮の三上雄己氏です。
映画における影響力などについて、皆で話していければと思います。
三上雄己氏よりメッセージ:
極東ロシアに広がる針葉樹と広葉樹の森。その森のことをロシアでは‘タイガ’と呼びます。成田から約2時間で、極東なのにヨーロッパの雰囲気漂うハバロフスクに到着。そこから5時間ほど(悪路を思い切り飛ばして!)車で行けば、すでにタイガの原生林の中です。日本のすぐ近くにあるこの森には、絶滅危惧種のトラやシマフクロウをはじめ、ヒグマやツキノワグマ、大きなイノシシやアカシカが生息しています。そして、その多種多様な生物や植物と長い間共生してきた先住民族ウデへが暮らしています。また、単に地理的に近いだけでなく、実は日本の私たちは、このタイガから自然の恵みを受けていることが近年解明されてきています。
実は、ロシア極東地域と日本との関係は、文化的にも生物学的にも、もの凄く深いのです。それもそのはず。長い間、日本の表玄関は日本海側だったのですから。しかし、歴史や政治などの問題が大きく絡んだことによって、両国民は、まるで関係のない遠くの国のように感じさせられてきました。
僕は映画を撮るために、この地域の原生の森に入り、先住民族の人々に出会い、彼ら生活や考え方に触れました。勿論、環境問題は重要な切り口の一つです。でも、この地域に通いながら思うことは、「もっと日本の同胞にこの土地や文化を知ってもらいたい」。なぜなら、お互いをもっと知ることが、お互いの存在意義を高め、その可能性を開くからです。何もやらなければ、何も起こらない。双方が何も知らなければ、お互いの存在すら危ぶまれるのです。
今回は、松嶋啓介氏にお誘いを受け、この会に参加させてもらいます。映画を一部ご紹介しながら、日ロの話のみならず地球やこれからの未来の話を、皆さんと共有出来ればと思っています。皆さんに当日お会い出来るのを楽しみにしています!