おもてなしの本質を、いかに実現するか
本日は八芳園にお越しいただき、本当にありがとうございます。
私たちの八芳園という日本庭園ではブライダルを中心としたお仕事をさせていただいています。2020年の東京オリンピックが開催決定後は、海外からたくさんのお客様にもいらしていただき、以来様々な形で新たなチャレンジにも取り組むようになりました。
日本に住んでいると、日本人のきめ細やかなおもてなしというのはとても当たり前のことだと感じます。ですが、松嶋さんもいつもお話しますが、ひと度海外に出ると、その当たり前は実はとても魅力的なものだったのだと改めるようになります。
私たち八芳園が2020年の東京オリンピックに向けて担っている使命は、そんな日本のおもてなしを、おもてなしの本質をどのように実現し、お客様に提供するべきなのか、ということです。
八芳園の創業者の家に生まれ、社会に出てたった15年。私はだまだ微力な存在です。海外で活躍している仲間、メンバーに支えていただきながらではありますが、これからも日本の良さというものを世界に向けてプロモーションできればと考えていますので、ぜひお力添えをお願いします。
簡単な挨拶でありますが、今日はこの辺で。今日は時間の許す限りお楽しみください。
新社長に、仲間からのサプライズコメント
日本交通代表取締役会長 川鍋一朗氏
長谷くん、社長就任おめでとう。今日は2つ、アドバイスをさせてください。1つ目は、1年目から飛ばしてください。2つ目は、1個や2個ではなくて、いろんなことを同時に10個やってください。そうすれば必ず2つや3つは結果が出ます。そして、結果が出たことだけを周りに言って、結果が出なかったことはすぐにやめてしまいましょう。そうすれば、結果は出ます。新社長、期待しています!
プロスキーヤー 皆川賢太郎氏
長谷、社長就任おめでとうございます。就任直後ということで、今シーズンは一度も雪山に来なかったんですが、来年はまた一緒にスキーをしながら、そして共に切磋琢磨しながら日本を元気にしていければと思っています。いずれにしても、素晴らしいご活躍です。本当におめでとうございます。
長谷晴義(はせ・はるよし)(株式会社八芳園取締役社長)
徳川家康の側臣のひとり・大久保彦左衛門の下屋敷で、現在まで自然との調和を守り続ける東京屈指の日本庭園。1950年に「四方八方どこから見ても美しい場所」という意味を込めて命名され、年間2000組以上の実施を誇る結婚式場としても有名。レストランや宴会を通して、国内外のお客様を積極的なおもてなしでお迎えしている。2015年3月には、新取締役社長として長谷晴義氏が就任した。